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『策謀のイェンディ』読んだ

2009/01/23 20:26 ジャンル: Category:翻訳小説
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策謀のイェンディ―暗殺者ヴラド・タルトシュ (ハヤカワ文庫FT)策謀のイェンディ―暗殺者ヴラド・タルトシュ (ハヤカワ文庫FT)
(2006/04)
スティーヴン ブルースト

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ヴラド・タルトシュ、暗殺さる!?帝都アドリランカにおける縄張り争いの渦中、敵が雇った二人組の暗殺者に襲われたタルトシュは、防戦むなしく切り殺された。幸い駆けつけたアリーラの妖術によってかろうじて蘇生したが、そのショックは大きい。自分を殺した敵の居所をつきとめるため必死の探索を行なうが、その過程で、この事件の背後に隠された、ドラゲイラ帝国の帝位継承をめぐるイェンディの驚くべき策謀が明らかに。
Amazonより


 暗殺者ヴラド・タルトシュの2巻。→前の記事
 2巻と言っても時間は少しさかのぼり、前作の1年ほど前の事件が描かれている。

 『ジャレグ』は三度目の「死」を迎えるかどうかという話だったけど、こちらは二度目に死んだときのお話なわけですね。んーシュール。
 ドラゲイラ族の首都アドリランカで、異種族である人間のヴラドが、苦労しつつもようやく得た小さな縄張り。商売が軌道に乗り始めたと思った矢先のある日、自分の縄張りに隣のシマのボスが乗っ取りを仕掛けてきた。穏便な交渉では解決するはずもなく、互いに用心棒を雇って店を襲わせる血みどろの抗争に発展する。やがて店ばかりではなくヴラド自身にも敵の刺客が差し向けられる。

 目には目を! 歯には歯を!
 縄張り荒らしには縄張り荒らしを!
 暗殺には××を!

 ちんぴらの小競り合い、に見せかけて、裏では複雑怪奇な陰謀が隠されていた…という話。
 後半のヴラドが延々と推理をこねくりまわすところがちょっと理屈っぽくて疲れたかなー。
 イェンディ家は、なんてったってイェンディだから複雑な陰謀を考えて当然なんだよ、わかるかい、きみ。という前提を飲み込めないと、ヴラドがややこしい推理を展開するのに付き合うのが面倒に感じてしまう。
 ファンタジーでミステリするのは、大変だよな…。

 これはこれで面白かったんだけど、文句なしに楽しかった1巻と同じような展開で進んでいくので、つい1巻と比べてしまうというのもあるかも。
 ただ、1巻で出てきたヴラドの奥さんとのなれそめが描かれていたりして、これを読んでからまた『ジャレグ』を読み返すと2度おいしいです。殺しちゃうほど好きなのー?

勇猛なるジャレグ―暗殺者ヴラド・タルトシュ (ハヤカワ文庫FT)勇猛なるジャレグ―暗殺者ヴラド・タルトシュ (ハヤカワ文庫FT)
(2006/01)
スティーヴン ブルースト

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※冒頭の詩
フェニックスは腐敗に沈み
傲慢なるドラゴンは殺戮を望む
ライオーンはうなりて、角をかまえ
ティアサは夢見て、策を生ず
ホークは一段の高みから見おろし
ツァーは足音もなく夜にまぎれる
アイソーラは丁重なる会釈から唐突に打ちかかり
ツァルモスはひっそりと生き延びる
ヴァリスタは壊したかと思うと再建し
ジャレグは腐肉のおこぼれをあさる
寡黙なイオリッチは執念ぶかく
狡猾なクリオーサは罠を紡ぐ
イェンディはとぐろを巻きつつ、ひと知れず襲いかかり
ひきしまった細身のオーカは円を描いて泳ぐ
おびえるテクラは草むらに潜み
ジャガーラはときに応じて色を変える
アシーラは精神のやりとりに秀で
フェニックスは灰燼から立ちのぼる

Phoenix sinks into decay
Haughty dragon yearns to slay.
Lyorn growls and lowers horn
Tiassa dreams and plots are born.
Hawk looks down from lofty flight
Dzur stalks and blends with night.
Issola strikes from courtly bow
Tsalmoth maintains though none knows how.
Vallista rends and then rebuilds
Jhereg feeds on others' kills.
Quiet iorich won't forget
Sly chreotha weaves his net.
Yendi coils and strikes unseen
Orca circles, hard and lean.
Frightened teckla hides in grass
Jhegaala shifts as moments pass
Athyra rules minds' interplay
Phoenix rise from ashes gray.

(※検索で見つけたサイトより)

 そして『虐げられしテクラ』は持ってないので読めないのであった。むー。

虐げられしテクラ―暗殺者ヴラド・タルトシュ (ハヤカワ文庫FT)虐げられしテクラ―暗殺者ヴラド・タルトシュ (ハヤカワ文庫FT)
(2006/07)
Steven K.Zolt´an Brust、
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 世界観が好きなので、未訳のも読んでみたいなあ。
『フェニックス』とか『ドラゴン』あたり、興味あるけど…。

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