ことばあそぶろぐ+

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病院と『スペシャリストの帽子』

2012/02/05 15:35 ジャンル: Category:翻訳小説
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 手術の話を聞きに、紹介された病院に行きました。
 12時半からの受付に15分遅れて行ったら、14番の番号札を渡されました。しかも緊急手術が入ったとかで、1時半からの診察時間が1時間ずれ込み、例によって待ち時間がすごいことに。
 まあ待つほうも暇だけど、医者も大変だよね…。

 長待ちは覚悟していたのでまた積ん読本を持って行ったのですが…今回は失敗。
 合わなかった。

スペシャリストの帽子 (ハヤカワ文庫FT)スペシャリストの帽子 (ハヤカワ文庫FT)
(2004/02)
ケリー リンク

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十歳の双子の姉妹が、母親を亡くして初めて迎える夏のこと。屋根裏部屋で、二人は帽子でない帽子“スペシャリストの帽子”を手に入れた…世界幻想文学大賞受賞の表題作ほか、既婚者としか関係を持たないルイーズと、チェリストとしか関係を持たないルイーズ―二人のルイーズを描くネビュラ賞受賞の「ルイーズのゴースト」など、米ファンタジイ界最注目作家が軽妙なユーモアにのせて贈る第一短篇集。 (Amazonより引用)

 短編集。たぶん幻想文学大賞受賞に釣られて買っておいたのであろう。
 しかし前からもしかしたらと思っていたが、自分ってファンタジー好きと自称しとるけど、それって剣と魔法の西洋風限定なのかもしれん。なんたる幅の狭さよ。

 そしてこの本、一つめの話がめちゃくちゃ分かりにくい!
 門番に跳ね返された気分になった…。
 待ち時間が結局3時間以上あったけど、3編ばかり読んで挫折しました。

 全体に、現実と虚構の境界がひどく曖昧で希薄な雰囲気で、迷い込んだ人間がいつの間にか「向こう側」の住人になっていた…といった感じの不思議な話、のようです。混じりこむ異世界。
 系統としては漫画の『百鬼夜行抄』をちょっと思い出しました。ちょっとだけ。

眠れぬ夜の奇妙な話コミックス 百鬼夜行抄20 (ソノラマコミックス)眠れぬ夜の奇妙な話コミックス 百鬼夜行抄20 (ソノラマコミックス)
(2011/07/07)
今 市子
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 あと挫折した系統(吐血)としては、ボルヘスの短編集をちと思い出しました。この手の話は、想像力は凄まじいなと思うのだけど、文章が頭に入ってこなくて進めない。
 ほんと、理解力弱いよな、自分…。

 まあ、不思議な空気を味わいたいかたや、曖昧不可解どんと来い!なかたは楽しめるかと思います。

 で、肝心の手術は人気のある先生なようで、1ヶ月先になりました。
 その先生の本拠地だと5ヶ月待ちらしい。すごいなあ。

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『天翔の矢』読んだ

2009/03/08 12:28 ジャンル: Category:翻訳小説
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天翔の矢―ヴァルデマールの使者〈3〉 (C・NOVELSファンタジア)天翔の矢―ヴァルデマールの使者〈3〉 (C・NOVELSファンタジア)
(2009/01)
マーセデス ラッキー

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研修を終え宮廷に戻ったタリアだが、直後、「女王補佐」としての決断を迫られる。エルスペスにもたらされた、隣国の王子アンカーとの縁談を巡り、議会が分裂していたのだ。セレネイは一見申し分のない縁談に罠の臭いを感じて迷うが、証拠はなにもない。呼応するかのように、不穏な動きを見せるオーサレン卿。ついに女王の命令が下り、クリスとタリアは隣国の偵察に向かうが…。
Amazon 内容(「BOOK」データベースより)


 昔、現代教養文庫版の『女王の矢』を読んだ時は、実は続き物だと気付いていなかった。少女タリアが使者に選ばれて、学院に来て能力を開花させ、精神的にも成長して溶け込んでいく――という話で完結しているように思っていた。(作者だってメルセデス・ラッキーだったし…)
 今も、『女王の矢』はジュブナイル小説としてじゅうぶん単体で読めると思っている。

 実は「ヴァルデマール年代記」のひとつなのだったわけですな。タルマ&ケスリーからケロウィンとエルスペスの間を埋める物語。

 しかし、続きを読むと、ずいぶん印象が変わるなあ。
 1巻ではあんなにうまく使われていたタリアの能力が、『宿縁の矢』では実はかなり危ういバランスのもとに成り立っていたことが発覚する。
 ようやく能力をきちんと制御できるようになったタリアが、3巻では研修の旅から都に戻ってくる。一方で、解決したのは彼女の内部の問題だけ、とも言える。女王セレネイや王女エルスペス、そして女王補佐タリアを狙う陰謀は、今なお黒幕さえはっきりしない状況で進行していた。明らかに疑わしいオーサレン卿は、証拠が無い上に周囲の信頼も厚く、タリアは徐々に孤立していく。隣国ハードーンとの関係は良好だったが、申し込まれたアンカー王子とエルスペスの縁談はなんとなくきな臭い。そしてセレネイの命令で使節を兼ねて調査に向かったタリアと同僚の「使者」クリスは、友好的なはずのハードーンで進む異変に気付くが…。

 どちらかというとタリアの内の問題が中心で周囲の状況は動かない2巻と対照的に、外からの事件が次から次へと起こっていく。タリアがとってもとってもつらい目に遭って、かなーり重苦しい展開。特にハードーンに入ってからは、どうやって助かるのかとやきもきした。
 面白いという表現もなんだけど、一気に読んでしまった。
 あと見所は、恋する青年ダークの荒れっぷりか。笑える(酷)。

『女王の矢』は単体で読めるが、この3冊読んじゃったら、あとはもうシリーズ全部読むしかない。少なくともエルスペスが主人公でスキッフも出てくる『ヴァルデマールの風』は押さえないとなるまいし。となると重要な役割を持つ魔法の剣「もとめ」の前の持ち主ケロウィンの話も、ねえ。で、ケロウィンの話読んだら、師匠のタルマ&ケスリーの若かりし日も気になるだろうし。
 年代記の世界へ、ようこそー。

新訳 女王の矢―ヴァルデマールの使者 (C・NOVELSファンタジア)新訳 女王の矢―ヴァルデマールの使者 (C・NOVELSファンタジア)
(2007/09)
マーセデス ラッキー
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宿縁の矢―ヴァルデマールの使者〈2〉 (C・NOVELSファンタジア)宿縁の矢―ヴァルデマールの使者〈2〉 (C・NOVELSファンタジア)
(2008/04)
マーセデス ラッキー
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 そう言えば、面白かったけど、一ヶ所だけ。
 死んだら、使者たちってそれが誰かまで分かるんじゃなかったの…?

天翔の矢―ヴァルデマールの使者〈3〉 (C・NOVELSファンタジア)
中央公論新社 (2009/01)


『策謀のイェンディ』読んだ

2009/01/23 20:26 ジャンル: Category:翻訳小説
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策謀のイェンディ―暗殺者ヴラド・タルトシュ (ハヤカワ文庫FT)策謀のイェンディ―暗殺者ヴラド・タルトシュ (ハヤカワ文庫FT)
(2006/04)
スティーヴン ブルースト

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ヴラド・タルトシュ、暗殺さる!?帝都アドリランカにおける縄張り争いの渦中、敵が雇った二人組の暗殺者に襲われたタルトシュは、防戦むなしく切り殺された。幸い駆けつけたアリーラの妖術によってかろうじて蘇生したが、そのショックは大きい。自分を殺した敵の居所をつきとめるため必死の探索を行なうが、その過程で、この事件の背後に隠された、ドラゲイラ帝国の帝位継承をめぐるイェンディの驚くべき策謀が明らかに。
Amazonより


 暗殺者ヴラド・タルトシュの2巻。→前の記事
 2巻と言っても時間は少しさかのぼり、前作の1年ほど前の事件が描かれている。

 『ジャレグ』は三度目の「死」を迎えるかどうかという話だったけど、こちらは二度目に死んだときのお話なわけですね。んーシュール。
 ドラゲイラ族の首都アドリランカで、異種族である人間のヴラドが、苦労しつつもようやく得た小さな縄張り。商売が軌道に乗り始めたと思った矢先のある日、自分の縄張りに隣のシマのボスが乗っ取りを仕掛けてきた。穏便な交渉では解決するはずもなく、互いに用心棒を雇って店を襲わせる血みどろの抗争に発展する。やがて店ばかりではなくヴラド自身にも敵の刺客が差し向けられる。

 目には目を! 歯には歯を!
 縄張り荒らしには縄張り荒らしを!
 暗殺には××を!

 ちんぴらの小競り合い、に見せかけて、裏では複雑怪奇な陰謀が隠されていた…という話。
 後半のヴラドが延々と推理をこねくりまわすところがちょっと理屈っぽくて疲れたかなー。
 イェンディ家は、なんてったってイェンディだから複雑な陰謀を考えて当然なんだよ、わかるかい、きみ。という前提を飲み込めないと、ヴラドがややこしい推理を展開するのに付き合うのが面倒に感じてしまう。
 ファンタジーでミステリするのは、大変だよな…。

 これはこれで面白かったんだけど、文句なしに楽しかった1巻と同じような展開で進んでいくので、つい1巻と比べてしまうというのもあるかも。
 ただ、1巻で出てきたヴラドの奥さんとのなれそめが描かれていたりして、これを読んでからまた『ジャレグ』を読み返すと2度おいしいです。殺しちゃうほど好きなのー?

勇猛なるジャレグ―暗殺者ヴラド・タルトシュ (ハヤカワ文庫FT)勇猛なるジャレグ―暗殺者ヴラド・タルトシュ (ハヤカワ文庫FT)
(2006/01)
スティーヴン ブルースト

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※冒頭の詩
フェニックスは腐敗に沈み
傲慢なるドラゴンは殺戮を望む
ライオーンはうなりて、角をかまえ
ティアサは夢見て、策を生ず
ホークは一段の高みから見おろし
ツァーは足音もなく夜にまぎれる
アイソーラは丁重なる会釈から唐突に打ちかかり
ツァルモスはひっそりと生き延びる
ヴァリスタは壊したかと思うと再建し
ジャレグは腐肉のおこぼれをあさる
寡黙なイオリッチは執念ぶかく
狡猾なクリオーサは罠を紡ぐ
イェンディはとぐろを巻きつつ、ひと知れず襲いかかり
ひきしまった細身のオーカは円を描いて泳ぐ
おびえるテクラは草むらに潜み
ジャガーラはときに応じて色を変える
アシーラは精神のやりとりに秀で
フェニックスは灰燼から立ちのぼる

Phoenix sinks into decay
Haughty dragon yearns to slay.
Lyorn growls and lowers horn
Tiassa dreams and plots are born.
Hawk looks down from lofty flight
Dzur stalks and blends with night.
Issola strikes from courtly bow
Tsalmoth maintains though none knows how.
Vallista rends and then rebuilds
Jhereg feeds on others' kills.
Quiet iorich won't forget
Sly chreotha weaves his net.
Yendi coils and strikes unseen
Orca circles, hard and lean.
Frightened teckla hides in grass
Jhegaala shifts as moments pass
Athyra rules minds' interplay
Phoenix rise from ashes gray.

(※検索で見つけたサイトより)

 そして『虐げられしテクラ』は持ってないので読めないのであった。むー。

虐げられしテクラ―暗殺者ヴラド・タルトシュ (ハヤカワ文庫FT)虐げられしテクラ―暗殺者ヴラド・タルトシュ (ハヤカワ文庫FT)
(2006/07)
Steven K.Zolt´an Brust、
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 世界観が好きなので、未訳のも読んでみたいなあ。
『フェニックス』とか『ドラゴン』あたり、興味あるけど…。

『たったひとつの冴えたやりかた』読んだ

2008/12/31 14:27 ジャンル: Category:翻訳小説
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たったひとつの冴えたやりかた (ハヤカワ文庫SF)たったひとつの冴えたやりかた (ハヤカワ文庫SF)
(1987/10)
ジェイムズ,ジュニア ティプトリー浅倉 久志

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やった!これでようやく宇宙に行ける!16歳の誕生日に両親からプレゼントされた小型スペースクーペを改造し、連邦基地のチェックもすり抜けて、そばかす娘コーティーはあこがれの星空へ飛びたった。だが冷凍睡眠から覚めた彼女を、意外な驚きが待っていた。頭の中に、イーアというエイリアンが住みついてしまったのだ!ふたりは意気投合して〈失われた植民地〉探険にのりだすが、この脳寄生体には恐ろしい秘密があった…。元気少女の愛と勇気と友情をえがいて読者をさわやかな感動にいざなう表題作ほか、星のきらめく大宇宙にくり広げられる壮大なドラマ全3篇を結集!
(Amazonより引用)


 言わずと知れた、超名作。
 名前だけは何度も聞いていたのだが、今さら読んだ。
 こういう話だったのか~という感じであります。 

 表題作『たったひとつの冴えたやりかた』のほかに、『グッドナイト、スイートハーツ』『衝突』の計三篇を収録。同じ宇宙の異なる時代を舞台にしており、図書館の蔵書という設定で司書と借りに来た宇宙人カップルの挿話が各話を繋ぐ。

 まあハンカチが必要とまでは行かなかったけど、ぐっと来る話でございました。自分はもうひとつのファーストコンタクトものの『衝突』が一番好きだったかなー。相手方の宇宙人がとってもユニーク。終盤は予想がつくのにじれったい展開だったけど、これは読み手のほうがスレてるのか。『グッドナイト~』はラストが最初違う選択をして感傷にひたっていたたのかと思っていたら、司書とカップルの会話で「あっ、そっちでしたか…」と勘違いに気付く。それもまた自由。宇宙は広大無辺なり(何)。

 で、読み終わった後は、やはりWikipediaで作者の経歴を眺める、と。
 ・Wikipedia ジェイムズ・ティプトリー・Jr.
 うーん。すごいひとだ。

 ちなみにこちらは08年に出た新装版。
『たったひとつの~』のみ新訳で収録だそうな。

たったひとつの冴えたやりかた 改訳版たったひとつの冴えたやりかた 改訳版
(2008/08/22)
ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア

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 コーティーの行動力は見習いたいものだと思いつつ、自分はというとあまり冴えない日々を送っておりますが、さて2009年はいかに。グリーン? ゴー!


『勇猛なるジャレグ』読んだ

2008/12/31 12:26 ジャンル: Category:翻訳小説
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勇猛なるジャレグ―暗殺者ヴラド・タルトシュ (ハヤカワ文庫FT)勇猛なるジャレグ―暗殺者ヴラド・タルトシュ (ハヤカワ文庫FT)
(2006/01)
スティーヴン ブルースト

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帝都アドリランカの一角を取りしきるヴラド・タルトシュ。彼はジャレグという小さな竜に似た生き物を使い魔とし、全身に武器をまとい、剣の腕ばかりか妖術にもすぐれた暗殺者としても知られていた。そんな彼のもとに、ドラゲイラ族ジャレグ家の権力者デーモンから、盗みをはたらいたメラーという男の暗殺を依頼される。だが簡単な「殺し」と思えたこの仕事の裏には、帝国を根幹から揺るがす怖るべき陰謀が隠されていた。
(Amazonより引用)


 主人公はドラゲイラ族の社会で暮らす東方人ヴラド・タルトシュ。長身で長命で妖術を使うドラゲイラの社会で、いわゆる「人間」のヴラドは用心深さと頭脳、それに東方人の祖父直伝の呪術を駆使して暗殺稼業を営みそれなりの地位と名声を得ていた。そんなヴラドにある日ドラゲイラ族ジャレグ家の要人から暗殺依頼が舞い込む。示されたとてつもない高額報酬は、事件の重大さと彼自身の身の危険をも示していた…。

 良かった~。
 陰謀、策略、駆け引き、暴力。やっほう。

 殺伐とした世界観がたまらなくイイです。
 主人公ヴラドなんか、すでに今までに2回も殺されてるしね。
 さあ今回は3度目が起こるのか? わくわく(違)。

 死んでもきれいな死体なら蘇生可能で、完全に殺すなら首を落として云々で、さらに転生できないように魂まで消滅させてしまうモーゲンティなる武器があり…と、死が三段階あるという、何やらウィザードリィ的な世界。転生の記憶を持ち、数万年前の事件をつい先日のことのように語り合うドラゲイラ族と主人公の価値観のギャップも面白い。

 まー出てくるやつらがどいつもこいつもクセがあって愉快。
 訳文も良いんでしょうかね。相棒である使い魔ジャレグのロイオシュと主人公のかけあいも楽しい。(ジャレグ=表紙だと小さな竜のような生物だけど、文章の感じだと手足と翼のある蛇みたいな姿のほうが近そう)

 ほんと、独特で面白かった。
 しかしこれ、訳出が3巻で止まってるようだね。んー残念。


『新しい太陽の書』シリーズ読んだ

2008/12/29 12:55 ジャンル: Category:翻訳小説
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拷問者の影(新装版 新しい太陽の書1) (ハヤカワ文庫 SF ウ 6-5 新しい太陽の書 1)拷問者の影(新装版 新しい太陽の書1) (ハヤカワ文庫 SF ウ 6-5 新しい太陽の書 1)
(2008/04/23)
ジーン・ウルフ

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調停者の鉤爪(新装版 新しい太陽の書2) (ハヤカワ文庫 SF―新しい太陽の書 (1664))調停者の鉤爪(新装版 新しい太陽の書2) (ハヤカワ文庫 SF―新しい太陽の書 (1664))
(2008/05/23)
ジーン・ウルフ

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警士の剣(新装版 新しい太陽の書3) (ハヤカワ文庫 SF ウ 6-7 新しい太陽の書 3)警士の剣(新装版 新しい太陽の書3) (ハヤカワ文庫 SF ウ 6-7 新しい太陽の書 3)
(2008/06/25)
ジーン・ウルフ

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独裁者の城塞 新しい太陽の書 4 (ハヤカワ文庫 SF ウ 6-8 新しい太陽の書 4)独裁者の城塞 新しい太陽の書 4 (ハヤカワ文庫 SF ウ 6-8 新しい太陽の書 4)
(2008/07/24)
ジーン・ウルフ

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 !?
 そんなばかな!
 表紙変わっとるやんけ!

 と、アマゾンで検索してびっくりした……。
 新装版で出ていたとは。
 ナンテコッタ。
 しかも5巻というか続編が訳出されていたとは。
 ナンテコッタ。

新しい太陽のウールス  (ハヤカワ文庫 SF ウ 6-9)新しい太陽のウールス (ハヤカワ文庫 SF ウ 6-9)
(2008/08/23)
ジーン・ウルフ

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 なんかもうはっきり憶えてないんで(爆)、あらすじ転載。
 って、これも新装版で変わったのね。おもしろいから両方並べてみる。
 ※上記写真付が新装版、あらすじ上の書名からは旧版へリンク。各Amazonから引用しています。

拷問者の影
<旧版>
遥かな未来、惑星ウールスの南半球を統治する強大な〈共和国〉。その秩序に逆らう者は誰であれ〈拷問者組合〉によって容赦ない刑罰を施される掟になっていた。組合の従弟セヴェリアンは、かつて、はからずも伝説的反逆者ヴォダルスの生命を救い、今またその一味の美女の自殺に手を貸すという大罪を犯して、組合を追放されてしまう。名剣テルミヌス・エストを携え、壮大な冒険に旅立ったセヴェリアンを待つものは?名匠ウルフが華麗かつエキゾティックな世界を見事に創りあげ、全SF・ファンタジイ界を熱狂させた傑作四部作〈新しい太陽の書〉は、ここにその幕を開ける! 世界幻想文学大賞受賞!  
<新装版>
遙か遠未来、老いた惑星ウールスで〈拷問者組合〉の徒弟として働くセヴェリアンは、反逆者に荷担した疑いで捕らえられた貴婦人セクラに恋をする。組合の厳格な掟を破り、セクラに速やかな死を許したセヴェリアンは、〈拷問者組合〉を追われ、死にゆく世界を彷徨することとなる……。巨匠ウルフが持てる技巧の限りを尽くし構築した華麗なる異世界で展開される、SF/ファンタジイ史上最高のシリーズ。新装版でついに開幕


調停者の鉤爪
<旧版>
厳しい掟にそむき、生まれ育った〈城塞〉を追放された若き拷問者セヴェリアンは、一路伝説の都市スラックスへと向かった。師匠のグルロウズ師から譲りうけた名剣テルミヌス・エストと、人智を絶する力を秘めた宝石〈調停者の鉤爪〉を携えて…。衰えゆく太陽と異様な風景、そして謎めいた人々。セヴェリアンの旅は、しだいにこの惑星ウールスの生成の謎に迫るが、一方で彼は、抗いがたい運命にみちびかれて、大反逆者ヴォダルスとまみえることになった!名匠ウルフが卓越した想想力を駆使して異世界を創りあげ、絶讃を博したサイエンス・ファンタジイ4部作、第2弾登場。
<新装版>
〈拷問者組合〉の掟に背いて〈城塞〉を追われたセヴェリアンは、新たな任地へ向かう途上、拉致され、深い森の奥へと連れていかれる。そこに設えられた玉座で待っていたのは、反逆者ヴォダルスだった! 謎の宮殿〈絶対の家〉で果たすべき密命を受けて、セヴェリアンは斜陽の惑星を旅しつづける。人知を超えた魔石〈調停者の鉤爪〉を携えて……。若き拷問者の魂の遍歴を綴るSF/ファンタジイ史上最高のシリーズ、第二弾


警士の剣
<旧版>
罪を問われて故郷の〈拷問者組合〉から追放されたセヴェリンは、幾多の冒険をかさねたのち、スラックスの街にたどりついて、警士としての日々を送っていた。だがふとした偶然で昔なじみのアギアと再会したことから、彼はスラックスを出て、再び荒野を目ざすことになった。セヴェリアンの前には、謎を秘めた人間や異形のものが次々と現われ、いつしか彼は、さしもの名剣テルミヌス・エストにも断ち切れぬ運命の糸にからめとられていくのだった!黄昏に沈む惑星ウールスを舞台に、言葉の魔術師と謳われるウルフが織りあげる傑作サイエンス・ファンタジイ第三部ついに登場!ローカス賞受賞。
<新装版>
流刑の地スラックスで警士の任に就いていたセヴェリアンは、かつてネッソスを追放されたように、ある女性との問題から、ふたたびこの山岳都市を追われる身となってしまう。魔石〈調停者の鉤爪〉を主であるペルリーヌ尼僧団へと返す旅に出た彼は、道中、自らと同じ名を持つ少年セヴェリアンと出会い、ウールスの地をともに往くこととなった。名剣テルミヌス・エストをその護りとして……。巨匠が紡ぐ傑作シリーズ、第三弾


独裁者の城塞
<旧版>
〈拷問者組合〉を追放され、流刑地スラックスからも逃走したセヴェリアンは、今また黄昏に沈む惑星ウールスの荒野を旅していた。やがてセヴェリアンは、兵士の死体に行きあたった。途方もない霊力と叡知を秘めた宝石〈調停者の鉤爪〉をもちいて兵士をよみがえらせたものの、セヴェリアン自身が病に倒れてしまう。熱にうかされた夢のなかで、彼は自分を待ちうける不思議な運命の片鱗を目にした。だが、すべての謎を解く鍵は、セヴェリアン自身に隠されていたのだ!全SF界の絶讃を浴びた「新しい太陽の書」が、宇宙的規模の壮大なクライマックスを迎える堂々の最終巻。ジョン・W・キャンベル記念賞受賞。
<新装版>
ペルリーヌ尼僧団を追って北部へやってきたセヴェリアンは、いつしか共和国とアスキア人との紛争地帯に奥深く入りこんでいた。戦場を彷徨ううちに、共和国軍の一員として戦闘に参加することになったセヴェリアンだったが、重傷を負い倒れてしまう。やがて深い静寂の中で覚醒したセヴェリアンの前に〈独裁者〉が現われ、彼の新たな役割と〈新しい太陽〉の到来を語るのだった……。巨匠の歴史的傑作シリーズ、堂々の完結篇


 切り取る部分によってずいぶん印象違うねえ。
 新装版はあらすじ書きすぎじゃね?
 まあ売るために分かりやすくしてるのかな。




 主人公のセヴェリアンは「真理と悔悟の探求者の結社」の徒弟。もうすぐ見習い期間を終え、正式な組合員として成人する。
 結社の別名は「拷問者組合」。つまり主人公の職業は拷問者ナノダ。もっと言えば拷問もする首切り役人。もちろん拷問も仕事のひとつ。たとえば足の皮をね、ちょっとはいで…。ハァハァ。
 そんな未来の決まっているはずのセヴェリアン少年が、ちょっとしたきっかけで組織の枠から足を踏み外して遍歴する物語。1巻は徒弟時代から掟に背き組合がある都市ウールスを追放されるまで。2巻では追放され別の都市へと向かう旅路の物語。3巻は派遣獄吏としてのスラックスでの日々と再び始まる流浪。4巻ではスラックスさえも追われたセヴェリアンが荒野を旅して戦争に参加し、惑星ウールスの秘密に迫っていく。

 って読んでたの一年近く前で、もう細かいところはあんま憶えてねっす…。
 なにせ本は厚くて文は不親切。1巻終わって2巻の冒頭、旅のメンバー違うじゃんよ!みたいな展開がちょくちょくある。主人公は絶対記憶の持ち主(自称)で、回想モードに入るとめったやたら長くて内省的。付き合ってられん…と思うんだけど、本を置いて少しするとまた読みたくなる。
 幸い、あらすじや世界観がまとめてあるサイトがあるので、そちらを参考にされたし(あう)。
 主人公は墨色の衣をまとい、鋭利な剣テルミヌス・エストを武器とし、偉大な力を秘めた宝石「調停者の鉤爪」を持つ――とまるきり中世風異世界ファンタジー。だが読み進めるうちに彼らが生きるのは高度な文明が滅び、たそがれを迎えつつある世界であることが明かされていく。
 つまり『ファイナルファンタジー』の世界みたいな感じ?(違うかな…)

 気軽に薦められる本ではないが、読みでがあって堪能した。
 天野喜孝画の表紙もかっこいい。

 ……かっこよかったのに……。
 この人が描くと、セヴェリアンがキラに見えるじゃんよ(汗)。

 でも新装版はめでたいですね。絶対5巻なんか出ないと思ってたのに。
 この勢いでハヤカワがゼラズニイの真世界シリーズの6巻以降も出してくれればいいなあー。

 で、こっちの5巻かー。どうしようかなー。
 気合がないと読めなさそう……とか思ってるうちに、また品切れになりそうな予感。



『ドラゴンと愚者』読んだ

2008/12/08 00:14 ジャンル: Category:翻訳小説
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ドラゴンと愚者 (ハヤカワ文庫FT)ドラゴンと愚者 (ハヤカワ文庫FT)
(2007/07)
パトリシア ブリッグズ

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 暴力的なおとーちゃんから身を守るために、愚か者のふりをしていた主人公。しかしいざ父親が死んで自分が城を継ぐ段になったら、そんなおばかに国は任せられないと周囲が認めてくれないのだ。ナンテコッタ。自分が図体がでかいだけのうすのろではないことを証明すべく、ワードウィック青年は仲間と共に旅に出るのであった。

 という話だったような気がするよ(すでにうろ覚え)。

 主人公はドラゴンの骨が地下に眠る城の跡取り息子、仲間は口のきけない妹と詩人志望の弟、城の守護霊の魔法使いに剣も使える厩番、さらに魔法も使える奴隷女、ついでに敵も悪の魔法使い!
 なんて清く正しいふぁんたじいだ…!
 なんとなく指輪物語を思い出したのは、主人公が魔法使いから指輪をもらったからであろうか(おおい)。

 これを手に取った理由は、1冊で終わるから。最近はファンタジーというと5冊10冊あたりまえ的なち長編大河小説が多くて、読む元気がない…。

 本自体はけっこう厚みがあるんだけど、事件が次から次へと起こって一気に読めた。そしてあまりに冒険の連続なので、厚みがあるのにまるで何か壮大な物語のダイジェスト版を読んだような気分も少し。もうちょっと長くてもよかった気もするが、しかしそうなると巻数が増えて自分は手に出さなかったかもしれないし。まあどっちもどっちか。

 難しいこともなく、そつなく楽しめる物語という感じでありました。



『宿縁の矢』読んだ

2008/12/07 23:19 ジャンル: Category:翻訳小説
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宿縁の矢 (C・NovelsFantasia ら 1-2 ヴァルデマールの使者 2)宿縁の矢 (C・NovelsFantasia ら 1-2 ヴァルデマールの使者 2)
(2008/04)
マーセデス・ラッキー

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 現代教養文庫の『女王の矢』読んでから何年?
 まさか続きが読めるとはなあ。

 雪に降り込められるシーンがリアルだなーと思ったのは、やはり住環境のせいであろうか。
 風の音ってすごいよね。うん。

 続きも楽しみー。
 …出るんだよね?

※1/13追記

 サイトに3巻の刊行予定出た!

 『天翔の矢』ヴァルデマールの使者3
 刊行予定日:2009/1/25

 おおー、もうすぐ♪

ゲド戦記よ、みました

2006/08/24 01:28 ジャンル: Category:翻訳小説
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 ゲド戦記読みました。映画はまだ。面倒くさがりなので映画館で観るのかどうかは、分からない。
 好きだ好きだと言いながら、実は今まで4巻までしか読んだことがなかったのでありました。最初に読んだときは3巻までしか刊行されておらず、後から出た4巻を学校の某所属集団で借りて読んで、残りの2冊はハードカバーでくそ高かったため手が出ず、読む機会がなかったのです。

 映画化のおかげさまで、期待した文庫化までは到らなかったものの、ひと回り半ほど小さい廉価版が登場。ようやく5と6を購入しました。
 何かとこきおろされている宮崎吾郎氏のゲド戦記ですが、この点は感謝。



アーシュラ・K・ル=グウィン, 清水 真砂子

ゲド戦記 全6冊セット


『影との戦い』
『こわれた腕環』
『さいはての島へ』
『帰還―ゲド戦記最後の書』 ←でも最後じゃなかった…
『アースシーの風』
『ゲド戦記外伝』


 ちなみに4巻も一緒に買おうかと思ったのですが。内容を忘れていたのでその場でざっと立ち読みしたところ、あまりに暗くて凹んだのでやめました(←テルーはこの巻で登場するのに……)。

 おっと。
 ビンボ人とかけちんぼとかせこいとか、お前ほんとにファンタジィ好きなのかとか思った人! そういうツッコミは、ありです(爆)。

 それで、感想はというとですね。

 6巻『ゲド戦記外伝』(中短編集)の『地の骨』。オジオン萌え~。

 以上です。
 じゃなくて、今回読んで気に入った順番は、上位から1>2>6≧3=5>4。
 私としては1巻は不動のナンバーワンなのですが、昔つまんなかった2巻が特に面白かったです。アチュアンの墓所、闇の大地下迷宮のイメージに圧倒されました。文章であんな闇の世界を描き出すって、すごいなあ。

 4巻『帰還』と5巻『アースシーの風』は、なんだろう、あまりファンタジィな香りがしなかったです。5巻なんか、ドラゴン出まくりなのに。4巻からはゲドが魔法使いでなくなってしまって、魔法よりも人間を描く話になっているせいでしょうか。きっちりしっかり話は片付いていて、飽きることなく面白く読み通せるのですが、自分の好みの方面からちょっとずれてしまったような気がしましたよ。
 って、分かりにくいですね。書評苦手です。(脳みそ軽いので基本的に「おもしろい、つまらない」ぐらいの感想しか持てぬ…)

 本当はこのエントリは映画を観てからと思ったのですが、観るあてもなく読んだ内容もまた忘れそうなので、とりあえず。

アーシュラ・K・ル=グウィン, 清水 真砂子:ゲド戦記 全6冊セット

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